モテファッションは自己肯定のきっかけになる

今は、ブロガーが本を出す時代ですね。
プチプラアイテムをセンス良く着こなす人が大人気。
ちょっと憧れてしまいますよね。
でも、自分が真似しても、きまらないんですよね。
それもそのはず、ブロガー達のスタイルは、平均的な体型とはかけ離れていますからね。
雑誌モデルよりも細いんですよ。

自分とは体型が違うからと、簡単に諦められれば良いんですが、とにかく彼女達の吸引力は半端ない。
プチプラファッションではありませんが、インスタグラマーの『ari☆』ちゃんのコーデなんて、うっとりしてしまいます。
「自分もこんなセンスの良いコーデがしたい」
と思わずにはいられません。

でも、もし自分を大切にしたければ、やはり勇気ある撤退が賢い選択です。
カリスマブロガーやカリスマインスタグラマーのようなコーデをするには、ガリガリになる必要があるからです。
明らかに肥満体型の人が標準体型になろうとダイエットするのなら、美容といえますが、標準体型以下の人がダイエットするのは、美容ではなく、ただの自己否定です。
最悪、摂食障害になってしまいます。

きれいになるためのスタート地点は自分を肯定すること。
自分という素材をいかにうまく使うか、それを考えることから始まります。
自己否定したままでは、スタート地点にさえ立てず、いつまでたってもきれいになれません。

だから、もう女性のカリスマに憧れるのはやめましょう。
女性受けは捨てましょう。
女性は痩せている人、顔立ちが整っている人が好きですから。

その点、男性は良いですよ。
性格より外見を重視すると言われる男性ですが、「可愛い」「きれい」「美人」と判断する基準が女性よりも甘いです。
元々の造形美はそれほど問われません。
とにかく女性らしく、可愛らしくしていれば良いんです。
雰囲気美人で良いわけです。

そして、男性受けを狙うならば、今までコンプレックスだったところが武器になるのです。
締りのないぽちゃぽちゃの二の腕も、スキニーデニムが着こなせない横に張った腰も大きなお尻も、ムチムチの太ももも、丸顔も、男性にはない柔らかさと丸みをアピールできる、大事なチャームポイントです。

男性受けに徹すれば、服をセンス良く着こなすために邪魔だと思っていた脂肪を受け入れられます。
顔立ちや肌のコンディション等、細かいところに目を向けるより、引きで見た、全体的な雰囲気が重要だと気づきます。
自分の造形を変えるのではなく、髪型やメイク、ファッションを変える方向に舵が切れます。

とにかく、女性より男性の目線を意識しましょう。
それが、自分を肯定するきっかけになります。
まずは、自分にモテましょう。
世界は自分の鏡なので、自分にモテれば、男性にモテる日もそう遠くありません。
何より、自分を好きになれたら、それ以上の幸せはないですしね。