女は我慢ではきれいになれない

男性の場合、1日1食ダイエットや炭水化物抜きダイエット、筋トレ等、ストイックな頑張りが結果につながりやすいです。
でも、女性の場合、我慢すると、きれいになるどころか、きれいから遠ざかります。
我慢や無理、頑張り過ぎは、ストレスや冷えを招き、肌や髪のツヤがなくなったり、太ったり、むくんだり、良いことはないです。

きれいになりたかったら、体の快適さにとことんこだわることです。
ストイックに頑張るべきは、そこです。

例えば、私の場合ですが、体の快適さのために、正しい姿勢を心がけています。
椅子に座る時は、背もたれを使わず、骨盤を立てて座るようにします。
私は、それだけで、胃腸の動きが良くなり、便秘が解消しました。
でも、1月になり、寒さが厳しくなるとともに、胃腸の調子が悪くなりました。
ホットカーペットの上でぬくぬくしていれば良いのに、寒いのを我慢して、正しい姿勢を保つために椅子に座って過ごしていたため、体を冷やしてしまったからです。
それに気づいた私は、やせ我慢をやめて、ホットカーペットの上で過ごすようにしました。
すると、胃腸の調子が回復しました。

快適さのために心がけていたことでも、気を付けていないと、不快を招くことになります。
快適さにこだわるって、結構、奥深いんですよ。

ただただ、ダラダラ、ぬくぬくしていれば良いというのとも違います。
自分に甘いのと、自分に優しいのとは違うんです。
だらっとした姿勢をしていると、腰が痛くなったり、肩が凝ったりしますからね。

今、自分の体は快適なのか。
常に、注意を払うんです。
環境や状況によって、優先することは変わります。

我慢や無理、頑張り過ぎを、きめ細やかに、丁寧に排除していきましょう。
それこそがきれいになるコツです。

きれいになりたかったら、痩せようとしてはいけない

髪に白髪ができるのも、うねるのも、ツヤがないのも、栄養不足が原因です。
肌がカサカサになるのも、シワシワになるのも、ツヤがないのも、血色が悪いのも、栄養不足が原因です。
「もう歳だから」とか、言い訳している場合ではないです。
ただの栄養不足です。

それもこれも、痩せようとしたからです。
食べる量を減らすのはもってのほか。
体に良い食事、太らない食事を心がけるのも駄目ですよ。
体の欲求を無視することになるからです。
食べたい物を食べたいだけ食べないと、体が必要とする栄養を摂れません。

しかも、食べたい物を食べないと、体も心も欲求不満になり、甘い物をやたらと欲したり、ドカ食いしたりして、太ってしまいます。
痩せようとするから、太るんですよ。
悲しい現実です。

そして、栄養不足だと、美しさの素である、コラーゲンも女性ホルモンも、筋肉も作られなくなってしまいます。
ふっくらとしたデコルテ、ハリのあるおっぱい、ぷりっとしたお尻。
うるうるツヤツヤの肌。
それは、体を栄養で満たすからこそ手に入るのです。

きれいになりたかったら、痩せようとするのをやめるのが、賢い選択です。

老化と年齢は関係ない

細胞は、経年劣化しません。
常に、新しい細胞に作り替えられていますからね。
だから、老化と年齢は関係ありません。

白髪は、頭皮の栄養不足です。
栄養が不足していると、生存に影響が薄い部分を犠牲します。
ダイエットで、胸の肉が奪われるのも同じ理由です。
永年のシャンプー利用による、頭皮のダメージも影響しているでしょう。
食べたい物を食べて、頭皮を労われば、健康な黒い髪が生えてきます。
頭皮がたるんでいると、顔もたるみますからね。
顔のシワやたるみも改善されるでしょう。

法令線は、姿勢の悪さが原因です。
骨盤を立てて、立つ、座る、歩くを心がけることで、骨格の歪みが改善され、やがて、法令線も改善されます。
胸やお尻が垂れるのも、デコルテが痩せるのも、お腹ぽっこりも、姿勢の悪さが原因です。
年齢のせいではありませんよ。
周りに気を遣って、自分を出さずに縮こまって、背中を丸めていたり、自分の欲求を抑えてるために、肩に力が入れるのが常態化していたり、姿勢を正すインナーマッスルを使っていなかったり、日頃の習慣の積み重ねが、体に表れているだけです。

歳を重ねるごとに、体が劣化するなんて、幻想です。
何の疑いもなく、思い込んでいるから、その思い込みがまた、体の劣化を招くのです。
物質は粒子でできていて、意識が現実を作っていますから。

体の劣化は、自分の欲求を無視して、不快な状態を自分に強要しているというサインです。
もし、若々しい健康体を手に入れたければ、アンチエイジング商品に手を出す必要はありません。
自分の欲求に正直になり、自分の心と体を心地よくすることに注力すれば良いのです。

男性受けを意識すると、自分を大切にできる

男性は女性の外見を重視します。
ただ、男子が重視する外見とは、女性が思うものとは違います。
男性が見ている女性の外見とは、全体的な雰囲気です。
引きで見たバランスです。
だからこそ、髪型やファッションが大事なんです。
そして、最も重要なのが、姿勢と歩き方です。

意外ですよね?
でも、確かに、昔、言われたことがあります。
「姿勢が良いだけで、美人に見えるんだから、気を付けようよ。」
最近も、聞いたセリフです。
「会社に、すっごく可愛くて、性格も良い子がいるんだけど、ないんだよね(恋愛対象として)。がに股で、ドタドタ歩くんだよね。」

元々の造形美に自信のない方には朗報では、ありませんか?
姿勢と歩き方を制すれば、生まれながらの美人や可愛い子に勝てる可能性があるんですよ。

しかも、正しい姿勢と歩き方を身に付ければ、きれいになれます。
美脚なれます。
インナーマッスルが鍛えられ、便秘が解消し、ぽっこりお腹が解消されます。
骨盤が整い、ウエストが細くなり、バストアップができ、小顔になります。
血行が良くなり、美肌になります。
足裏のタコやかかとのガサガサも改善されます。

何より、正しい姿勢は、体に余計な力が入らず、快適です。
疲れにくく、肩こりも解消できます。
正しい歩き方は、足や腰が痛くなりません。
これこそ自分に優しい行為ではないですか?

女に生まれた以上、男性に愛されるために生きる。
それを意識すれば、欲しい物が手に入る。
自然の摂理なのだと思います。

男受けに徹すれば、メイク用品をミニマムにできる

毛穴レスの陶器肌。
シミひとつない赤ちゃん肌。
憧れますね。

でも、それをメイクで人工的に作った、完璧肌は女性に称賛されても、男性には受けません。
男性に受けるには、ツヤがあれば良いのです。

下地替わりのワセリンと、ハイライトがあれば、自然なツヤ肌は作れます。
下地もコンシーラーもファンデーションも断捨離できます。

ただ、顔色が悪く、不健康に見えるようであれば、モテません。
その場合は、ピンク色のコントロールカラーを使っても良いでしょう。
それも断捨離したいのであれば、ピンク色の色素が入ったフェイスパウダーを使いましょう。
血色の良い、明るい肌が手軽に手に入ります。

私の場合、ベースメークは、
白色ワセリン『プロペト』
フェイスパウダー『UVシフォンパウダーN PK1』(ナチュラグラッセ
ハイライト『ハイライター ウィスパー』(alima PURE)
以上、3点のみです。
こちらのフェイスパウダーであれば、日焼け止め効果もあるので、日焼け止めクリームも断捨離できます。
しかも、上記は、石鹸で落ちます。
私は、ぬるま湯だけで落としてます。
クレンジング剤も、洗顔料も断捨離できます。

そして、ポイントメイクですが、男性のナチュラルメイク好きは有名ですね。
さすがに「男性はすっぴんが好き」という情報に躍らされてはいけません。
色気がないのは、モテません。
要するに、男性は人工的で不自然なのが苦手なわけです。

付けまつげやエクステからは勇気ある撤退を。
一重まぶたや奥二重の人は、ビューラーでまつげを上げると不自然な感じになるので、マスカラを塗るだけにとどめましょう。
憂いを帯びた瞳を演出できて、かえってモテます。

プロ並みの腕前でないのであれば、アイシャドウをグラデーションするのもやめておきましょう。
不自然さと、雑さをアピールする結果になっては、元も子もありません。
まぶたは、単色シャドウで、明るさとツヤを出すだけで十分です。

また、アイラインも、不器用な人は、あえて引かない選択を。
優しい印象になります。
「必死で目を大きく見せようとしている人」という印象を与えることを防ぐことができます。

まゆげだけは、頑張りましょう。
顔の印象の8割は、まゆげで決まりますからね。

そして、チークと、口紅やグロスで華やかさを足しましょう。
目元に抜けあるので、うっかり付け過ぎても、それほど痛手にはなりません。
器用さも必要ないので、積極的に取り入れましょう。

結論、男性受けのポイントメイクは、アイブロウライナー、アイブロウパウダー、マスカラ、チーク、口紅かグロスの5点があれば、良いでしょう。

男性受けに徹すれば、楽で、スペースにもお財布にも肌にも負担がかかりません。
良いことずくめですね。
しかも、目元に抜けのあるメイクは、クレンジングの時に目元をこすらないので、シワができません。
将来的に、女性にも絶賛される可能性がありますよ。
男性受けメイク、おすすめです。

いつかは来ない

きれいになるなら、今すぐ、きれいになって下さい。
きれいになるために努力しても、きれいになる日は来ません。
今きれいでいることで、さらにきれいになる日が来るのです。

まず、姿勢。
きれいな姿勢で立ち、きれいな姿勢で座りましょう。
今、きれいでいられますよね。
そして、続ければ、整ったボディラインが手に入ります。

次に、歩き方。
つま先を外側に向けて、一直線上を歩くように足を運びましょう。
今、きれいでいられますね。
やってみるとわかりますが、勝手に下腹と太ももの内側に力が入ります。
ヨガやピラティスをしなくてもインナーマッスルが鍛えられ、美脚エクササイズをしなくても内転筋が鍛えられます。
続ければ、引き締まったお腹ときゅっと上がった美尻、引き締まった美脚が手に入ります。

そして、髪型を整え、メイクをし、体のラインがきれいに見える服を身に着けましょう。
もう、あなたはきれいな人です。

以前、美容と健康のため、靴下の重ね履きをしていました。
天然繊維でできた5本指靴下を何枚も履くんです。
冷えを改善し、体の毒素を排出する効果があるんです。
ただ、靴下を重ねた姿は美しくないわけです。
履ける靴も制限されますし、それゆえ、できるファッションも制限されるわけです。
いつかきれいになるために、今のきれいを犠牲にしている状態です。
しかも、いつまでたってもきれいになれないんです。
「痩せて、理想のボディラインになったら、着たい服を着よう」
「肌がきれいなったら、シミがなくなったら、ちゃんとメイクしよう」
そう思いながら、時間だけが過ぎていきました。

まるで、きれいでいない言い訳に、ダイエットや体質改善に励んでいるかのようです。
結局、「こんな自分がきれいにしてもね」と思って、いじけていたんです。

良いんですよ。
今のあなたのままで、きれいになって。

今すぐ、きれいな人になりましょう。
きれいでいれば、あんなに努力しても手に入らなかった造形美がいつのまにか手に入ります。

モテファッションは自己肯定のきっかけになる

今は、ブロガーが本を出す時代ですね。
プチプラアイテムをセンス良く着こなす人が大人気。
ちょっと憧れてしまいますよね。
でも、自分が真似しても、きまらないんですよね。
それもそのはず、ブロガー達のスタイルは、平均的な体型とはかけ離れていますからね。
雑誌モデルよりも細いんですよ。

自分とは体型が違うからと、簡単に諦められれば良いんですが、とにかく彼女達の吸引力は半端ない。
プチプラファッションではありませんが、インスタグラマーの『ari☆』ちゃんのコーデなんて、うっとりしてしまいます。
「自分もこんなセンスの良いコーデがしたい」
と思わずにはいられません。

でも、もし自分を大切にしたければ、やはり勇気ある撤退が賢い選択です。
カリスマブロガーやカリスマインスタグラマーのようなコーデをするには、ガリガリになる必要があるからです。
明らかに肥満体型の人が標準体型になろうとダイエットするのなら、美容といえますが、標準体型以下の人がダイエットするのは、美容ではなく、ただの自己否定です。
最悪、摂食障害になってしまいます。

きれいになるためのスタート地点は自分を肯定すること。
自分という素材をいかにうまく使うか、それを考えることから始まります。
自己否定したままでは、スタート地点にさえ立てず、いつまでたってもきれいになれません。

だから、もう女性のカリスマに憧れるのはやめましょう。
女性受けは捨てましょう。
女性は痩せている人、顔立ちが整っている人が好きですから。

その点、男性は良いですよ。
性格より外見を重視すると言われる男性ですが、「可愛い」「きれい」「美人」と判断する基準が女性よりも甘いです。
元々の造形美はそれほど問われません。
とにかく女性らしく、可愛らしくしていれば良いんです。
雰囲気美人で良いわけです。

そして、男性受けを狙うならば、今までコンプレックスだったところが武器になるのです。
締りのないぽちゃぽちゃの二の腕も、スキニーデニムが着こなせない横に張った腰も大きなお尻も、ムチムチの太ももも、丸顔も、男性にはない柔らかさと丸みをアピールできる、大事なチャームポイントです。

男性受けに徹すれば、服をセンス良く着こなすために邪魔だと思っていた脂肪を受け入れられます。
顔立ちや肌のコンディション等、細かいところに目を向けるより、引きで見た、全体的な雰囲気が重要だと気づきます。
自分の造形を変えるのではなく、髪型やメイク、ファッションを変える方向に舵が切れます。

とにかく、女性より男性の目線を意識しましょう。
それが、自分を肯定するきっかけになります。
まずは、自分にモテましょう。
世界は自分の鏡なので、自分にモテれば、男性にモテる日もそう遠くありません。
何より、自分を好きになれたら、それ以上の幸せはないですしね。